「ココロとカラダを健康に」をテーマに35年以上の歳月、学んでまいりました。この学びを生かして、暮しと健康社で実践を行っていこうという決心の元に、弊社は再スタートいたしました。その大きなきっかけは、沖縄発の「シリカソイル」という生物活性素材に出会ったことです。
名前が示す通り、田んぼや畑の中にシリカという微量元素を溶出させて、稲をはじめとする植物を無農薬有機栽培するという画期的な農業の提案です。これまでもシリカが貴重なミネラルであることは知られていましたが、二酸化ケイ素(SiO2)のままでは水に溶出しませんので、植物が吸い上げて生育を助けることはできませんでした。これが、廃ガラスを微粉末に粉砕し焼成した多孔質軽量資材(軽石状)にすることで、メタケイ酸イオン(水溶出ケイ素)に変換する有効な無機質肥料となりました。有機肥料とのコラボで、安心安全の食の供給・食料自給率の向上・農業改革などたくさんの問題解決が可能となったのです。
私自身は化学も農業もズブの素人です。ですが、捨てられてしまうガラスを再利用でき、食と環境と健康のいずれにも貢献できるこの事業に“是非とも関わらせていただきたい”と思いました。「シリカソイル」を普及することで、文字通り「暮しと健康」をサポートする役割を担ってまいります。
株式会社 暮しと健康社
代表取締役 前田美恵子