シリカソイルの特徴

温室効果ガスの排出抑制

廃ガラスの再生事業として

空間が多いガラス瓶を遠方に輸送するには多量のガソリンを必要とします。また多くの地方自治体が、家庭から出る「廃棄ガラスびん」の処分に困っている現状があります。各地域にシリカソイル製造プラントを建設すれば、地域ごとに再生利用を促し輸送費節減、CO2排出抑制にもつながります。

比較的低い温度で製造できるため、従来の【びんtoびん】のリサイクルに比べ、約80%のCO2削減効果を図っています。また、NOx、SOxの規制基準もクリアされています。

化学肥料の代替品として

化学肥料から発生するメタンや一酸化二窒素(N2O)などの温室効果ガスは、CO2と比較したときの温室効果が極めて高いということがわかっています。また、世界で発生する温室効果ガスの総量のうち、農業分野が占める割合は約25%であり、高いウェイトを持っています。そのことから農林水産省では、2050年までに化学肥料30%削減の目標を掲げています。

こういった背景を受けて、日本の農業シーンにおいては特に環境負荷が低い肥料を求める動きが加速しています。

そこでシリカソイルの肥料としての能力をテストしたところ、化学肥料の代替が十分に可能なほどの植物の成長を促進する効果を確かめることができました。

シリカソイルはリサイクル素材、化学肥料の代替という2つの面から、温室効果ガスの排出抑制、削減に貢献することができます。

農産物の増産

メタケイ酸イオン(SiO32-)という物質をご存知でしょうか。植物に吸収されると、その生育を大きく促すことがわかっている、無機化合物です。しかしながら、原料の二酸化ケイ素(SiO2)はとても安定な物質であることから自然条件では生成されにくく、されたとしても田畑に供給される量はごくわずかです。

水を吸収したシリカソイルは、なんとこのメタケイ酸イオン(SiO32-)を溶出することがわかっています。シリカソイルを土壌に混ぜることで、自然由来の肥料を田畑に効率的に供給することができ、結果として作物をより生き生きと、強く、たくましく生長させてくれるのです。

資源の再利用

シリカソイルは『循環型マテリアル』

シリカソイルの原料は、ソーダライムガラスと呼ばれるものです。ソーダライムガラスは、建築用ガラスや瓶製品の原料に一般的に広く用いられています。加工が容易で安価に手に入るというメリットがある一方で、ガラス製品や、使用済みガラス瓶、割れた窓ガラスなどはほとんど再利用されることなく処分されています。

「 捨てればごみ、活かせば資源 」 大切な資源の地産地消を目指します。

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